講師紹介
講師/ヘッドトレーナー
津久井 徹
Tsukui Toru
- 経歴
- 1978年生まれ、群馬県立渋川高等学校、明治大学政治経済学部経済学科卒業後、拓殖大学大学院前期課程経済学研究科国際経済専攻を3年で修了。そのうち1年間は休学し、指導教授の研究助手としてアフリカはウガンダのマケレレ大学社会調査研究所に所属。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院経済学研究科アフリカ経済専攻課程でマスター論文の審査は通過したものの計量経済学の単位が取れず中退。その後、在ガーナ日本国大使館にて専門調査員として2年間勤務。2011年に個別指導塾いちばんぼしの立上げに参加し、2012年より代表取締役就任。2018年大病を患うが、乗り越える。2020年4月今までにない楽しく勉強でき実力もつく塾を作る決意で個別指導英語専門塾Bridgeを新装開校する。
過去8年間の主な合格実績
- 【国公立大学(学部名または学科名)】
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- 東京工業大学(工学院)
- 群馬大学(教育、社会情報、保健学科)
- 高崎経済大学(経済)
- 群馬県立女子大学(国文)
- 群馬県立県民健康科学大学(看護)
- 新潟県立大学(国際地域)
- 都留文科大学(教養)
- 【私立大学(学部名または学科名)】
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- 聖マリアンナ医科大学(医)
- 立教大学(経営学部)
- 法政大学(社会学部)
- 日本大学(法、経済、文理、理工、工)
- 東洋大学(理工、情報連携)
- 専修大学(文、経済)
- 獨協大学(法)
- 近畿大学(理工)
- 日本歯科大学(生命歯)
- 神奈川歯科大学(歯)
- 麻布大学(生命環境科学)
- 順天堂大学(保健医療)
- 国際医療福祉大学(放射線・情報)
- 城西大学(薬)
- 立正大学(文)
- 帝京大学(文、法)
- 高崎健康福祉大学(薬、保健医療)
- 群馬パース(看護)
- 上武大学(看護)
- 共愛学園前橋国際大学(国際社会)
- 高崎商科大学(経営)
- 新島学園短期大学(キャリアデザイン)
- 明和学園短期大学(生活)
- その他
- 【看護専門学校】
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- 高崎総合医療センター付属高崎看護学校
- 前橋東看護専門学校
- 伊勢崎敬愛看護学院
- 渋川看護専門学校
- 東群馬看護専門学校
- 太田医療技術専門学校
- 本庄児玉看護専門学校
- 深谷大里看護専門学校
- 埼玉県立高等看護学院
- さいたま市立高等看護学院
- 聖マリアンナ医科大学看護専門学校
- 獨協医科大学附属看護専門学校
- 前橋准看護学校
- 藤岡准看護学校
- その他
- 【公立高校】
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- 前橋高等学校
- 前橋女子高等学校
- 前橋南高等学校
- 前橋東高等学校
- 市立前橋高等学校
- 前橋商業高等学校
- 勢田農林高等学校
- 前橋清陵高等学校
- 渋川高等学校
- 松井田高等学校
- 高崎商業高等学校
- 【私立高校】
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- 前橋育英高等学校
- 高崎健康福祉大学高崎高等学校
- 高崎商科大学付属高等学校
- 共愛学園高等学校
- 桐生第一高等学校
- 東京農業大学第二高等学校
- 明和県央高等学校
- 【公立中学校】
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- 中央中等教育学校
塾をやりながら果たしたいこと
なぜ、私は自分で塾をやるのか。大きな夢を語ると、勉強を取り巻いている空気を変えたいからです。その空気とは、学ぶ原点である知る楽しみを忘れ、激しい競争に勝つためだけにやるもの、学校や塾でただ一方的にやり方を教えてもらうだけの受身のもの、または学生の時に無理やりやらされたために大人になってまでやりたくはないものというような勉強に関して抱くイメージです。勉強は、恵まれて良い学校や塾に行ける人、または要領よくテストで点数を取れる人だけやればいいものではなく、年齢に関係なく誰でも一生続けることが出来る贅沢で、みんなが出来るものなのです。
まず、勉強は学生だけがするものとか、年齢で制限されることがよくあります。特に英語は、小さいうちから始めないと身につかないと思われがちです。そもそも、外国語を、母国語を身につけるように学ばせるのは大変です。しかし、やり方次第ではそれほどお金をかけなくても、何歳からでも身につけられます。第二言語を学ぶ上で大事なのは、その言語の仕組みを理解しながら学ぶことです。
個人的な話をしますと、私が英語の勉強を本格的に始めたのは、大学院の時に留学しようと決意した頃で、これはかなり遅いほうだと思います。高校時代から英語があまり得意ではなかったため、英語を上達させるのにかなり苦労しました。しかし、イギリスの大学院の勉強についていくために、悪戦苦闘しながら試行錯誤するうちに英語の仕組みが分かってきて、最初からこの仕組みが分かっていたら、どんなに英語の勉強が楽だったろう、もっと早く身につけられていただろうと悔やみました。それと同時に、自分が気づいたこの英語の仕組みを、私と同じように英語が出来るようになりたいけど、苦労している人に教えることで、何か貢献出来るのではないかと思いました。それが、特にアメリカ人の父を持つというわけでもなく、インターナショナルスクールに通い、小さいときから英語漬けでペラペラと流暢にしゃべれるわけでもない私が、敢えて英語塾を立ち上げた理由です。英語の意外に単純な仕組みを理解しながら勉強すれば、日本にいながらでもしっかりとした英語力が身につきますし、歳をとってからでも、英語は上達すると思います。
それから、もう一つは、勉強はお金を払って自分よりも知識のある人から教えてもらうものだという考えに疑問を投げかけたいのです。もちろんこれを全て否定するわけではありませんが、この考えに縛られると、知識を持って教える側は威圧的になり、学ぶものは卑屈で受身でいる事が普通になってしまうと思います。私がロンドン大学の大学院で学んだことの一つが“クリティカル・シンキング”です。これは、先人の教え、世の中で当り前とされていることなど何でもいいですが、それに一度自分で“反論しようと試みる”ことです。大学院では、教授でも、生徒でも活発な議論が行われていました。そこで、空気を読む必要はありません。堂々と自分の考えを述べ、反論があれば、そこから学び、自分の考えを洗練させていく。自分と違う考えの人を排除するのではなく、議論を重ねていく。結局は、議論は平行線で終わることもありますが、大切なのは物事の見方ややり方は一つではないということを知ることです。そして、その時の条件に合った最善を選ぶために、みんなで智恵を絞るのが最も重要です。結局当たり前のことですが、教える側も人間なので、全てのことを完璧に分かっていることなどありません。
私は、勉強を、自分が生きているこの世界や自然や社会や人間自身のことを知ることだと定義したいと思います。自分の周りを見回せば、不思議なことがいっぱいあります。本来その不思議なものの仕組みを知れば、純粋に知る喜びがあったはずです。日常生活の中でも、同じものを見ていて、何かに気づく人と気づかない人がいます。ニュートンはリンゴが落ちるのと月の軌道をみて万有引力の法則に気づいたといわれていますが、みんなが見ているはずのものなのになぜニュートンだけにそれが分かったのでしょうか。高校までで習う各教科の一般的な知識は、結局は道具だと思います。それらは、世界の仕組みを理解していくために先人が練り上げた道具なのです。それゆえ、あとはその道具をみんながどう使うかが問題なのです。何も西洋の学問だけが、世界を理解しようとしてきた訳ではありません。東洋には東洋の世界観があります。洋の東西を問わずそれらの道具を上手く使い、ニュートンの言葉を拝借しながら言えば、巨人の肩に乗りながら、先人が見てきた景色よりも、はるか遠くを若い人たちには見渡せるようになってもらいたいです。そのためには勉強は教えてもらうものだという思い込みを捨てて、読解力・観察力・分析力を養い、本当の意味で独学できる力を身につける手助けがしたいと思います。勉強は学校や塾で嫌々やらされるものではありません。自分の周りを見回して、知る喜びを知り、自分なりの見方を確立しようと主体的に勉強する人になってくれればいいなあと願っています。自ら気づき、発見する喜びを知れば、勉強ほど楽しく、贅沢なことはありません。英語を読むことをきっかけに、日本語以外にも世界の捉え方があることを学び、周りに目を向けていってもらえれば幸いです。
Bridgeの名前のコンセプト 4つの橋
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1.英語の4技能に橋をかける。4技能を別々に分けて勉強するのではなく、英語の仕組みを理解しながら読むことに重点を置き、聞く・書く・話すことも一体的に学べるようにする。
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2.基礎と応用に橋をかける。難しい問題を解くときや文章を読むときに基礎的な知識を上手く利用できるようにする。
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3.具体的理解と抽象的理解に橋をかける。英語を学ぶ手順として、まずはどの文を見るときにもほぼ当てはまる抽象化された一般法則から学び始める。その一般法則が適用する範囲に満足せずに、さらに個々の具体的な文を吟味し、それが当てはまらない例外も学ぶ。
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4.英語と他の教科に橋をかける。英語をしっかりと学べば、西洋の学問の基本となる分類と因果関係や論理で物事を捉えられるようになる。この分類と因果関係や論理を使った頭の働かせ方を他の教科を学ぶ上でも利用していく。